戦後日本は経済成長と共にずっと右肩上がりで成長してきた。
人口も産めよ増やせよと言わんばかりに劇的に増加していった。
圧倒的な経済成長と労働人口の下支えもあり、
みんな仲良く上昇気流に乗って豊かさを享受する、
1億総中流社会という夢のような時代が訪れた。
しかしそんな人口ボーナス(増加)期も終わりを告げ、
今は完全に人口オーナス(減少)期に入っている。
経済は停滞し人々の所得は減り社会保障費は増えるばかりだ。
そしてインターネットの登場により様々な働き方が増え自由度が上がったことにより、
行動出来る人と出来ない人の間で格差が拡大していった。
さらにSNSの登場で様々なものが可視化され、
相対的な貧困状態に苦しんでいる人も多い。
多様性の時代と言われるようになった現代において、
過去の価値観のまま生きていること自体に無理が生じてきている。
意識を高く持って向上心を胸に意気込むような時代では無いのだ。
ではどうすればいいのか。
答えは簡単で、もっと肩の力を抜けばいい。
例えば中国史における孔子の儒教がこれまでの時代的な思想であったとすると、
これからは老子や荘子の道教のほうが生きやすい時代になるということだ。
たしかあの落合陽一も東洋をアップデートせよとか言っていた気がするが、
そこでいう東洋とはおそらく禅や道(タオ)のような世界観のことなのだろう。
AIやメタバースなど加速していくテクノロジーの発達。
この先の未来を的確に予想することは困難だ。
こうあるべきという模範解答の無い時代。
流れに逆らわずむしろ波に乗れるような柔軟な思考を身につけるためにも、
禅や道(タオ)の概念のアップデートを強くお勧めする。
そしてこのような思想は人生にある程度疲弊した状態の人くらいのほうが、
心にすっと入って来やすい思想である。
人生において不遇な時期があった人々は特にフィットしやすいだろう。
今すぐYouTubeや音声コンテンツで脳をアップデートするまで無料で学んでみてほしい。
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